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橋 本 貴 憲 Takanori Hashimoto
カイロプラクティック手技屋 代表
1973年 北海道生まれ
【一生懸命な人を応援】
40代半ばを過ぎたころから「自分が!自分が!」という気持ちがなくなり、「人を応援したい」という思いが強くなっていった。
特にスポーツを一生懸命やっている人を応援するようになっていった。
実際、2022年現在、酪農学園大学ラクロス部をフィジカルケア担当としてサポートしている。
元々私は、腰痛患者だった。
一番古い記憶は、小学4年生の時、祖父に連れられて行った整骨院での電気治療。
その後、高校まで野球、スキー、陸上などをやるが、常に腰の“重だるさ”はあった。
大学卒業後は厨房機器会社でサービスエンジニアとして働くも、体調不良により30歳を目前に退職。
「まずは体を治すこと」を決意し病院通いをするが、腰痛だけ治らず、「一生付き合っていくしかないのか…」と諦めかける。
そんな中、偶然見つけたカイロプラクティック施術院で、施術後、あれほど重ダルかった腰が、あり得ないくらいスッキリ軽くなったことに驚愕する。
そんな私に、後の師匠となる先生は『骨盤・背骨の歪み(=姿勢の悪さ)』について教えてくれた。
そして「自分の体を良くするには、自分で学ぶのが一番」という先生の言葉を受け、カイロプラクティックの資格取得を決意する。
カイロプラクティックについて学んでいると、子どもの頃、祖父や祖母に“肩たたき”をして『ありがとう。たいした楽になったよ』と笑顔で言われ、とても嬉しかったことを思い出し、多くの人の肩こり・腰痛を解消して“喜んでもらいたい”という気持ちが強くなる。
その後、カイロプラクターとして経験を積んでいくうち、自分が腰痛を抱えながら部活などをしていた過去から、スポーツをする人がカイロプラクティックで歪みを矯正すれば「もっといい動き」が出来るようになるのではないかと思うようになる。
2~3年、友人やお客さんなどを対象に調査するが、正直、思うような結果は得られなかった。
「そんな効果はないのか…」と諦めかけた時、偶然実家で、冬になるとスキーのインストラクターをしている弟の施術した。
その後、弟から「やってもらうと違うね。バランスが良くなるというか、左右差が無くなる感じ。いつもと違う感覚をアジャストするのにちょっと時間かかったけど、良い感じだったわ」と言われ、違いが分かる人と、分からない人がいるということに気づく。
その気づきから「変化が分かるか、分からないかは、その人の競技レベルによる」との仮説をたて、2013年から酪農学園少林寺拳法部の協力のもと検証し、「痛みの消失などの変化と比べ、身体に起きる変化自体は小さく、その変化を感じるかどうかは、その人の競技レベル(自分の身体と向き合っている時間が長い人ほど感じられる傾向にある)に影響を受けることが多く、全ての選手が変化を実感できるわけではない」という結論に至る。
2017年からは同大学のラクロス部の協力で「動きや怪我リスク」に関しても調査をしている。
2022年、酪農学園大学ラクロス部の創部以来初の決勝進出にフィジカルケアの面で貢献する。
惜しくも優勝は叶わなかったが、その経験からスポーツ選手がカイロプラクティックを受けることを推奨している。
カイロプラクターが、選手、チーム、競技に関わることで怪我のリスクを下げるだけでなく、動きや練習の質にも良い影響を与え、長期的にはパフォーマンスの向上や実力の向上にも貢献することができると確信する。
今後は、「全て」は不可能かもしれないが、少なくとも私が関わるスポーツ選手が「怪我などで悔しい思いをすることをなくす」を使命として活動していく。